ハッピーママになるために知っておきたいこと

低体重で生まれる赤ちゃんが増えている

2500g未満で生まれる「低出生体重児」の赤ちゃんが、年々増えています。1990年におよそ16人に1人だった低出生体重児の割合が、2005年からはおよそ10人に1人に上昇しました。
昔は「小さく産んで大きく育てる」ことが良いこととされていましたが、近年、低体重で生まれる赤ちゃんにはさまざまなリスクが伴うことがわかってきました。

出生数と低体重児出生率

出生数と低体重児出生率

(人口動態統計より作図)

低体重で生まれると病気になりやすい

低体重で生まれた赤ちゃんは、体の様々な機能が未熟な場合が多く、免疫力も弱いため、病気にかかりやすくなります。また大人になってからも、糖尿病や高血圧などの生活習慣病になる確率が高く、将来の健康にも影響を及ぼします。
低体重で生まれる赤ちゃんが増えている背景として、ママになる女性の喫煙習慣や痩せすぎが指摘されています。

こんな生活習慣が赤ちゃんに影響しています

喫煙
喫煙

やせ体型
痩せ型

お酒
アルコール

ストレス
ストレス

喫煙

「吸わない生活」もいいとこある

タバコを吸う人は何かのメリットを感じて吸っていると思いますが、タバコを「吸わない生活」にもいいところがあります。タバコをやめた女性がよく言うのが、「肌がきれいになった」「イライラしにくくなった」「タバコ臭くなくなった」「食事がおいしい」「赤ちゃんも快適」などです。
タバコの煙には、ニコチンや一酸化炭素といった様々な有害物質が含まれていて、美容や健康、妊娠している人ならおなかの赤ちゃんにも様々な悪影響を及ぼします。赤ちゃんのためにも、「吸う生活」から「吸わない生活」に切り替えましょう。

パパも!

パパのたばこの煙をママが吸っても、おなかの赤ちゃんに様々な悪影響を及ぼします。パパも、これからパパになる人も、是非「吸わない生活」に切り替えましょう。

タバコが赤ちゃんに及ぼす悪影響

タバコに含まれるニコチンは、血管を収縮させて胎盤の血流を悪くし、一酸化炭素は赤ちゃんに運ぶ酸素を減らします。つまり、ママやパパがタバコを吸っていると、赤ちゃんに十分な栄養や酸素が届かず、発育を妨げてしまいます。また、胎盤の機能が低下して、流産や早産のリスクも高めます。

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やせ体型

ちょうどいい体は魅力的

女性なら、だれでもスラリとした体形にあこがれるものです。でも、女性にはやせている以外にも、肌がきれい、自分らしく生きている・・・など様々な魅力があるはずです。それに、やせすぎていると体や心に様々な悪影響があって、なかなか魅力的な自分に近づけません。
本当にきれいな女性は、体型だけでなく食生活や運動にも気を配っています。あなたも、ちょうどいい体の魅力的な女性を目指しましょう。

魅力的な自分に近づける体系の目安は、BMIが18.5以上25.0未満

BMI(体格指数)=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

やせすぎ・・・・・BMI 18.5未満
ちょうどいい・・・BMI 18.5以上 25.0未満
太っている・・・・BMI 25.0以上

ママの体型が赤ちゃんに及ぼす悪影響

妊娠前にBMIが「やせすぎ」の女性は、妊娠後も体重が増えにくく、早産して低出生体重児の赤ちゃんを産む可能性が高くなります。
BMIを基準とした妊婦さんの推奨体重は次のようになります。
 BMIが やせすぎ=9~12kg、ちょうどいい=7~12kg、太っている=個別対応

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お酒

スマートに飲むのがおしゃれ

女性だって仕事や家事を終えた後のお酒は、至福の一杯です。でもお酒は、適量をおいしく飲む分には「百薬の長」ですが、飲まずにいられなくなったら要注意です。
女性は男性よりアルコール依存症になりやすく、その数は年々増えています。お酒は自分の適量範囲でスマートに飲みましょう。ただし、妊娠している人は少量でもよくありません。

ママのお酒が赤ちゃんに及ぼす悪影響

ママが飲んだお酒は、胎盤を通して必ずおなかの赤ちゃんに届きます。「これ以下の量なら大丈夫」というデータは無く、少量でも赤ちゃんの発育が妨げられる危険があります。また、ノンアルコール飲料も良くありません。

パパも!

お酒の好きな妊娠中のママの前では、パパもお酒を控える思いやりを!

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ストレス

ノンストレスでハッピー

仕事に家事にとがんばりすぎて、ストレスをためている女性を見かけます。頑張ることは素敵なことですが、それがストレスになっては毎日が楽しくなくなります。
時には、自分の体や心の声に耳を傾け、それに従ってあげましょう。そうやってストレスを減らせるようになることが、ノンストレスに近づくコツです。妊娠中もいいママを目指して頑張りすぎず、ストレスをためないようにしましょう。

ママのストレスが赤ちゃんに及ぼす悪影響

ママがストレスを感じると、体が緊張状態になって血管が収縮し、胎盤の血流が悪くなります。この状態が続くと、おなかの赤ちゃんは栄養不足になり、発育が妨げられる可能性があります。

パパも!

ママがストレスをためないためには、パパの家事などへの協力も必要不可欠です。

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妊婦健診を受けましょう

妊婦健診は、妊娠中に定期的に受ける健診のことです。定期的に受けることで、まれにおこる赤ちゃんやママのトラブルなどが早期に発見できます。また、「順調」が確認できれば、次の健診まで安心です。
妊娠は病気ではないため費用は基本的に自己負担ですが、健診の公費による補助制度もあります。

妊婦健診って何をするの?

  • ママやおなかの赤ちゃんの状態を見るため、毎回、体重や血圧の測定、尿検査、超音波検査などを行う。
  • 定期的に血液検査を行って、ママやおなかの赤ちゃんに影響を及ぼす貧血や妊娠糖尿病を
    チェック。
  • その他、妊娠週数や体調に応じて検査を行う。

何回くらい受診するの?

理想的な妊婦健診の回数(1回目が8週の場合)は

  • 妊娠初期から23週までは、4週間に1回
  • 妊娠満24週から35週までは、2週間に1回
  • 妊娠満36週から出産までは、1週間に1回

その他、子宮頸がん検診や乳がん検診も受診しましょう。